みなさまへ

活動を終了しました。
長い間お世話になりました。


今後ともよろしくお願い申し上げます。
------------------------------------------------------------
▲最新エントリーへ

2009年12月15日火曜日

地域枠を考える

 12月12日、青森市で開催された青森県支部会議に参加しました。「地域枠を考える」をテーマに、青森県内の医療について充実した意見交換ができたと思っております。

自治医大は義務年限でへき地へ送り出してしまう、という「結果的に」優れた現場臨床教育システムによって支えられてきた一側面があると思います。しかし、へき地医療は自治医大がやる、と決めたことで、それ以外の医師はへき地医療をしなくてもいい、という依存構造が生じた可能性もあります。このことによって失ったものも大きかったのではないでしょうか。本来、へき地医療は自治医大だけが取り組む問題ではなかったはずです。
へき地医療だけではなく、救急医療も小児・産婦人科医療も、総合診療も、役割を決めることで失うことがあることも、決して忘れてはいけません。

地域医療の崩壊を論ずる時、単なる医師不足に結論を求めるのは拙速すぎるのではないでしょうか。地域枠に新たな役割を担わせるのではなく、すべての学生・医師がこれから地域医療をどうしていくか、よく考える時期が来たのではないかと痛感しました。



地域医療の方法 articulation ご紹介ありがとうございます。

2009年12月14日月曜日

はじめての地域医療(予告)

 レジデントノート(羊土社)2月号は特集「はじめての地域医療」(編集 名郷直樹)です。ぜひご覧ください。

2009年12月10日木曜日

執筆・取材報告

2010年
1) レジデントノート
私の体験談・失敗談「病院再建屋」 福士元春

2) 福士元春,吉村学,船越樹,他.ポートフォリオ評価の実施手順-初期臨床研修修了評価の一環として.月刊地域医学2010;24(2):88-93

過去の執筆・取材報告

地域医療・家庭医療に関する活動予定

2010年
1/2 山谷地区越年越冬事業(東京都)

1/4-5 諏訪中央病院(外来講師) 

1/14 自治医科大学卒後ガイダンス
「ジェネラリズムの時代へ」

1/17 シニアプログラム ポートフォリオ相談会

1/23-24 第5回ジェネラリストのこれからを考える会(GPEP)ワークショップ(台東区立台東病院)

2/13-14 若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー(東京大学)

2/28 ポートフォリオ発表会

2/28 第13回日本プライマリ・ケア学会指導者養成講習会

3/6 EBMワークショップ(東京国際フォーラム)

3/13-14 シニアプログラム修了認定試験

3/26-27 諏訪中央病院 ポートフォリオ発表会

4/9-10 初期研修合同オリエンテーション

6/5-6 指導医講習会(東京)

6/26-27 プライマリ・ケア連合学会(東京)

7/10-11 第6回ジェネラリストのこれからを考える会(GPEP)ワークショップ(市立福知山市民病院)

7/30-31 医学教育学会(東京)

つづきは学術活動予定

過去の活動 2008年 2009年

2009年12月8日火曜日

第5回ジェネラリストのこれからを考える会(GPEP)ワークショップのご案内

 このたび、台東区立台東病院にて、ワークショップを開催することになりました。募集申し込みを開始いたしました。先着順となっておりますので、参加ご希望の方は早めにご登録ください。

第5回ジェネラリストのこれからを考える会(GPEP)ワークショップ 
 ジェネラリストのこれからを考える会は、昨今話題に上がるジェネラリストがどのような医師であるべきか、そのためにどう学んでいくべきかなどを、地域医療、総合診療、家庭医療といったさまざまな名称で働いてきた者が手をとり、考えていこうとする団体です。
ジェネラリストを目指す若手医師が、ともに悩みを話し合い、これからを論じ合う場として第5回ワークショップを東京で開催します。多数のご参加をお待ちしています。

ワークショップ概要
◆対象:ジェネラリストになるためのキャリアパス・研修に関心を持つ医師、医学生
◆日時:2010年1月23日(土)12:30~24日(日)12:30
◆会場:台東区立台東病院
東京都台東区千束3丁目20番5号
TEL:03-3876-1001
http://www.taitohp.jp/taitohp/html/ 
◆内容:
・基調講演「地域医療とジェネラリスト」
地域医療振興協会台東区立台東病院管理者 山田隆司
・全体ワークショップ「ジェネラリストのやりがい」
・ケースディスカッション「プライマリケアの現場における指導医のアプローチ」
・課題別ワークショップ(以下のうち2つを選択)
(1)ジェネラリストとワークライフバランス
(2)検査前確率を上げるための身体所見
(3)在宅緩和ケア
(4)研修医の叱り方
・懇親会
◆主催:ジェネラリストのこれからを考える会
http://gpep.umin.jp/ 
◆参加費:5000円(懇親会費別)
◆定員:50人

◆申込み方法:
1.氏名(ふりがな)
2.所属(医学生は大学名、医師は所属先)
3.卒後年数(医学生は何年生か)
4.連絡先(電話番号、メールアドレス)
5.課題別ワークショップの希望(第1、第2、第3希望まで)
6.応募動機・セミナーへの期待
を書き添えて、
台東区立台東病院第5回ワークショップ事務局
gpep.ws5@gmail.com
まで、メールにてお申し込みください。
定員になり次第、締め切らせていただきます。
課題別ワークショップは先着順となります。 

2009年12月7日月曜日

諏訪中央病院訪問

 ふたたび外来指導で訪問させていただきました。今回は行動科学がテーマでした。
講演会では「行動科学入門」として、「でも」と言われたら(抵抗)、「でも」と言いたくなったら(やさしい強要)、行動科学のアプローチを使ってみよう、という内容で、ステージモデル、自信度・重要度モデル、LEARN(LAERN)アプローチを紹介させていただきました。多数のご参加ありがとうございました。